MEDIA CAFE 2022.9.24.satのご案内
こんにちは、
毎日暑いですね。今日8月7日は山口市中心商店街周辺では「提灯まつり」がおこなわれています。提灯のろうそくの灯がゆらゆらととても幻想的です。ぜひ一度観ていただきたいです。
9月24日(土)に予定しています「MEDIA CAFE」のご案内です。小さいお子様連れも大歓迎です。ファミリーでぜひおいでください。
今年の「MEDIA CAFE」は、アーティストの中﨑透さん岡江真一郎さんを迎え『クリエイティブ・リユース(創造性のある再利用)』をコンセプトにおこないます。アーティストならではの角度から課題を発見し仕組みを再設計し、ひと・もの・ことを紡ぐ試みです。当日は「ワークショップ」「アニメーション映像ライブ」また、「アーティスト・トーク」を実施し、地域の生活を取り巻く様々な出来事・環境を見つめなおしていきます。
ラジオの公開収録もおこないます。
日程 | 2022年9月24日(土)13:00~20:00
参加費 | 無料
申込 |CONTACTフォームまたはQRコードより①名前②アドレス③Step 1~3の参加希望の項目を記入し送ってください。自動返信後改めてスタッフより返信いたします。
助成 | 公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団
主催 |Life&eat Club
Step1 13:00~17:00
Workshop「カニ革命2022/大そうめん流し」
監修 | アーティスト 中﨑透(美術家)
内容 | みんなでカニ革命の旗を作って、大そうめん流しをしよう!
持ち物|マイ薬味、そうめん
Step2 17:30~
LIVE「eat shin〜アニメーション映像音楽ライブ〜」
講師 | 岡江真一郎(映像作家・アニメーション作家・音楽家)
内容 | 食とアートの関係性を紐解くをテーマにライブ演奏
Step3 18:00~
「MEDIA CAFE TALK〜アーティスト・トーク〜」
講師 |中﨑透(美術家)
講師 | 岡江真一郎(映像作家・アニメーション作家・音楽家)
講師・モデレーター | 会田大也(山口情報芸術センター[YCAM] アーティスティック・ディレクター)
内容 | クリエイティブ・リユース(創造性のある再利用)をアート作品から紐解く
*Garden Kitchen 17:00〜 Wine & Quicheの販売
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「カニ革命」について
2008年山口県のYICA(山口現代藝術研究所)のアーティストインレジデンスに参加中に旧木町ハウスの裏手の川原に産卵中の沢ガニがたくさんいた。中崎はここで川床を作り革命について話す場を考えた。
「自分にできる革命を考えるとき、正直社会的に大きな何かをどうにかするイメージができなかった。むしろ日常の中のささいな革命。気になるあの娘をデートに誘おう、とか、上司に一言がつんといってやろう、とか、そんなことをうだうだ語ろう、朝まで語って、夜が空けたらカニを掲げて川を下って叫びながら行進しよう。」
あれから15年、カニ革命は終わらない。
「醸し出す食卓」について
メディアカフェ2020では、アーティスト岡江真一郎さん(映像作家・アニメーション作家・音楽家)を迎え、Life&eat Clubのこれまでの活動の振り返りも含めた「生活の中の食とアートの関係性を紐解く」をテーマにアニメーション映像音楽作品を制作しました。制作いただいた当時岡江さんよりいただいたコメントをご紹介いたします。
岡江真一郎さんよりコメント
「発酵」と「腐敗」の違いは微生物の都合ではなく、人間に都合がいいか悪いかの違いで判断されています。 その判断を自分自身に置き換えたときに、全員が「発酵」というプロセスの中で人生を過ごしているとも言えるのではないでしょうか。 微生物・酵母菌・穀物、などの働きから成り立つ「発酵」のように、自分の言動、行動、そして他人から受け取る言動や行動によって僕たちの日々の過ごし方は良くも悪くも変化してしまいます。 今現在、世界中が大きな変化に対応している最中です。 大きな変化の中で、以前は当たり前だった他人との関わり方も大きく変わっています。 だからこそ日常の中の小さな変化について考える時間も重要な気がするのです。 「醸し出す食卓」という作品を通して「発酵」という目に見えないプロセスを、日常の生活の中に感じてもらえたら幸いです。(2020.1.20)
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プロフィール
中﨑透(なかざきとおる)|美術家/アーティスト
1976年茨城県生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤 水城)」を設立し運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA! に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
プロフィール
岡江真一郎
映像作家/アニメーション作家/音楽家
1985年生まれ。アニメーション映像と音楽を制作し、それらを組み合わせた映像作品やライブパフォーマンスでの発表を行なっている。日常に潜む些細な事柄や不思議な事象をモチーフにした作品制作のほか、教育番組内コンテンツやミュージック・ビデオ制作などその他幅広く活動している。
Eテレ「シャキーン!」にてシャキーン!ミュージック「にせ~擬態のテーマ~」などやテレビ東京『シナぷしゅ』ソング「雨とココナッツ」のアニメーションと音楽を制作。
「あいちトリエンナーレ 2019」団体鑑賞プログラムビデオ「さくひんのミカタ?」は第24回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出される。